有楽町マリオンの日劇が取り壊されるそうです。映画を観に行く、という行為が好きになった理由は、
中学生時代に学校行事である映画鑑賞会を日劇で観れたから、だと思います。
観た映画は、ネバーエンディングストーリー
初めて訪れた日劇の内装の豪華さに、中坊だった私は舞い上がりました。
シャンデリアが頭上にきらめき、赤いフカフカの絨毯。ここは一体何処なの?お城かしら?
とマジで感動しました。
家族で観に行く映画館は上野か錦糸町。銀座まで足を運ぶ事も特別感がありました。
スクリーンの大きさにもビックリ‼️ファルコンが所狭しと飛んでることに、目が釘付け。
ファンタジー映画だったのも良かったと思います。思春期のフワフワなハートに♥️ドキュンと
飛び込んできました。
80年代のハリウッド映画は良質な作品が多いと思う。きっと、思い出バイヤス、が入っているから、とも言えるけど
今のようなCG技術はまだ進んでないし、ちょうどいい作り込みで、やりすぎていない感じが
好き。
製作者としては、アレもコレも出来るようになったら、もっと素晴らしい映画が出来るハズ
と信じてCGありきの映画を作ったのだろう。
だけど、振り返ってみると、いい映画だな、
としみじみ思える映画は80年代かな。
勿論、好きな映画は90年代以降にも沢山あるけど、ハリウッド映画に限って考えるとそう思ってしまう。
ザ映画館、という空間で映画を観る事がとても贅沢なことだったんだなぁ…
ありがとう日劇❗️特別な空間で映画を観ることが出来て、今の私が居ます。