ヴァイオリン教室に通う、年齢性別の異なる
3人の友情物語。時々ラブストーリー。
主人公の也映子と年下男子理人は最終的には
付き合いますが、ドラマの本筋ではない感じが
好きです。
異なる環境の三人がヴァイオリンを通じて築いた絆は、とても羨ましいです。
現代社会で他人とゆるく繋がる関係はとても
重要だと思う。
最終回で、せっかくカップルになったのに
将来が不安になり付き合う事を躊躇して別れようとする也映子。
その時の幸恵のセリフに痺れました。
ゆるくて優しい世界に留まってはダメだと。
自分には揺るがない世界、家族の存在があるから、このゆるい優しい世界を大事に思えると。
幸恵にとって家族は、優しいだけの存在では
ない。でも、積み重なった日常は変えがたい
自分の人生の土台。
ゆるくて優しい世界と揺るがない世界。
この二つを手にした幸恵。
年齢では一番幸恵に共感できる。
でも也映子のセリフで泣いた事も沢山あった。
特徴のない人物を演じるのは難しいと思うけど
波瑠の演技はとてもナチュラルで、すっとココロに入り込んできた。
私も来年は大人の○○教室に通いたいな〜