シリアルナンバー077

マイ フェイバリット

G線上のあなたと私

ヴァイオリン教室に通う、年齢性別の異なる

3人の友情物語。時々ラブストーリー。

主人公の也映子と年下男子理人は最終的には

付き合いますが、ドラマの本筋ではない感じが

好きです。

異なる環境の三人がヴァイオリンを通じて築いた絆は、とても羨ましいです。

現代社会で他人とゆるく繋がる関係はとても

重要だと思う。

最終回で、せっかくカップルになったのに

将来が不安になり付き合う事を躊躇して別れようとする也映子。

その時の幸恵のセリフに痺れました。

ゆるくて優しい世界に留まってはダメだと。

自分には揺るがない世界、家族の存在があるから、このゆるい優しい世界を大事に思えると。

幸恵にとって家族は、優しいだけの存在では

ない。でも、積み重なった日常は変えがたい

自分の人生の土台。

ゆるくて優しい世界と揺るがない世界。

この二つを手にした幸恵。

年齢では一番幸恵に共感できる。

でも也映子のセリフで泣いた事も沢山あった。

特徴のない人物を演じるのは難しいと思うけど

波瑠の演技はとてもナチュラルで、すっとココロに入り込んできた。

私も来年は大人の○○教室に通いたいな〜